今更ながら

読破した「東京タワー」がとても素晴らしい。
著者の知識がほとんどなく、TVや雑誌で見かけるサブカル系おやじだと
思っていたけど、どっこいこんな叙情的な文章を書くなんてたまげた。
著者が幼少時代を過ごした「筑豊」、「小倉」。
高校時代の「別府」。
そして数々の「方言」達。
今、九州にいるからこそ凄い親しみを感じ、物語にスーッと入って行けた。
著者の「オカン」に対する「愛」は「マザコン」なんて薄っぺらい言葉じゃ括れない。
九州にいるうちに「別府」の温泉に(「湯布院」でもいいのですが)うちのオカンも
連れて行きたい。

東京タワー ~オカンとボクと、時々、オトン~

東京タワー ~オカンとボクと、時々、オトン~